従仮入真

林遊@なんまんだぶつ Post in つれづれ
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TS会では「従仮入真」を、「仮よりしか真に入れない」と教えているようである。(*従は助辞で~より、ということ)「参照

はじめは何を言っているのか意味が判らなかったのだが、どうやら「従真垂仮」と「従仮入真」を間違って使っているらしい。

従真垂仮:真より仮を垂れる(暫用の意味:しばらくもちいる)
未熟の機の為に真(実)より仮(方便)を垂れること。

従仮入真:仮より真へ入れる(還廃の意味:かえりてはいす)
仮にいる者を仮(方便)より真(実)に入らしめること。

用例:
従真垂仮して従仮入真せしめる。

どうしても人を、程度の低い善の奨めへ誘いたいなら「従真垂仮」を使うべきなのだが、宗学用語もまともに理解していないから無理だろうな。

ちなみに本願は18願・19願・20願の次第になっている。
これは真実の18願から19願・20願へと、真(18願)より仮(19・20願)を垂れるという構造をとっている(従真垂仮)。
真実なる18願が仮なるものとして程度を落として、権法(かりのほう)を説くという漸教の教育の方法である。
漸教であるから結果が何時になるか分からない法である。(この意味では「10年や20年で判るものではない」というTS会会長の発言は正しい(笑。)
これを、従真垂仮といい、方便として暫らく用いるから暫用という。

そして、現在、仮にいる者に、仮を捨てて真へ入れというのが、仮より真へ入らしめる「従仮入真」という宗学用語である。
これは、従仮入真といって真実に還ったら方便である仮を廃するから還廃という。
これは頓教なので、今晩聴いて今晩助かる法である。

というわけで、TS会が主張している「従仮入真」の真の意味は、早く方便の教えを説くTS会を止めて、真実のご法義に帰しなさいという意味である(笑

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