林遊は名号フェチではないのだが、一部で
「コピー&ペースト正本尊」(*)とか「本物の六字名号」(*)とかで迷う者がいるので、
文字としての名号本尊論を揶揄してきたものである。
批判の対象は、蓮師の「木像よりは絵像、絵像よりは名号といふなり」の名号を誤解して、南无阿弥陀仏という字に拘泥する輩に、汝らは口業の、なんまんだぶの救済を知らざるやという意味であった。
本願を信じ、念仏を申して、仏になるという、本願力回向のご法義が浄土真宗というご法義である。この原則を受け容れた者に開顕される救いが、回向された仏心である信心のご法義である。頭の悪そうな真宗坊主が信心正因と説いて僧俗を迷わせているが、御当流は、なんまんだぶを称えるご宗旨である。
そんなこんなで、暇なので御開山の揮毫された名号をUPしてみた。
名号画像
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