獲得名号自然法爾

林遊@なんまんだぶつ Post in WikiArc編集
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あるところで、
高田派の僧分の方が、「なもあみだ」と発音していたので、顕智上人書写本(自然法爾章の原典)をUPしてみた。
浄土真宗(教団名)では幕末の三業惑乱以来「信心」に対して究極的にまで考究した歴史があるのだが、明治期の近代思想に迎合して「信心正因 称名報恩」という名目で、虚心に、なんんまんだぶと称えて「本願を信じ念仏を申せば仏に成る」というご法義(仏法の義)を軽視してきた歴史がある。大谷派の近代教学とやらもそのような、門徒が称えてきた、なんまんぶの否定の歴史の上で解釈されるべきである。
本願寺派で一時もてはやされた「信心の社会性」という運動論もまた、わたくしの上に称えられるなんまだぶを。呪文としか見ることの出来なかった近代知性の営みであった。ある意味でのキリスト教的信心論であるが、教化者たらんとする真宗坊主の自我意識の発露であった。

→顕智上人書写本の「獲得名号自然法爾」

なんまんだぶ なんまんだぶ なんまんだぶ

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