浄土真宗では信心を強調するため、安心と起行という概念に分けてご法義を論ずる。これを「安心門」と「起行門」といふ。
安心門と起行門は、その論理構造のあらわし方が違うので、安心門で論ずべきことを起行門の上で語ったり、起行門の上で語ることを安心門で論じたりするなどの混乱が生ずる。
我、何を信ずべき(beeing)かと、我、何をなすべき(doing)とを、ごっちゃするから浄土真宗の御法義は難しいのであり、難信之法といわれるのであった。
ともあれwikiarcの安心門と起行門の項に追記してみた。
なんまんだぶ なんまんだぶ なんまんだぶ
« Prev:観経の三心釈 約束:Next »