親鸞聖人の教え・問答集 [単行本]
梯 實圓 (著) ¥ 1,995
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浄土真宗本願寺派の教学をリードする碩学の平易で綿密、諄々とした解説。親鸞の教えの基本から誤解されやすい重要語の意味の歴史的変遷、他宗他派の説、親鸞独自の見解などを明かし、念仏者の生き方を説く。
元々Q&A形式で書かれたものであるので、初心者にも読みやすい内容になっている。また、Q&Aであるので各文章が短く、読んでいて負担になることも少ないであろう。
あまり馴染みのない「覈求其本釈(かくぐごほんしゃく)」の解説など、浄土真宗で使われる「他力」という言葉の重要な概念についても触れられている。
読み易いという事と判り易いという事は違うのだが、真宗用語の出典・出拠が明示してあるので、より深く学びたい方にも便利である。
なお、浄土真宗本願寺派の『註釈版聖典』、『註釈版聖典七祖篇』などを手元に置いて読めばより理解が深まるであろう。
これらの書籍が手元にない場合でも、ネット上で、「WikiArc 浄土真宗聖典電子化計画」
http://labo.wikidharma.org/
に、上記書籍の内容が掲載してあるので参照されたい。
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