八万四千の法門

林遊@なんまんだぶつ Post in WikiArc編集
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蓮如さんは、お文の「八万の法蔵章」で、

 それ、八万の法蔵をしるといふとも、後世をしらざる人を愚者とす。たとひ一文不知の尼入道なりといふとも、後世をしるを智者とすといへり。

と、いわれている。
ここでの「八万の法蔵」とは、釈尊の説かれた八万四千の法門を指し、たとえ愚かな凡夫であっても、自らの死んで往く後世(ごせ)を知る者は智者であるとされる。
これは法然聖人の示された、

 聖道門の修行は、智慧をきわめて生死をはなれ、浄土門の修行は、愚痴にかへりて極楽にむまる。

の意を承けたものであろう。

さて、この「八万四千の法門」について、御開山はかなり特別な釈をされておられるので、この意をwikiarcの「八万四千の法門」の項に加筆し追記してみた。

→「八万四千の法門

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