FBで、「色即是空 空即是色」という語をみかけたので、以下の禅語を想起した。
老僧三十年前、未参禅時、見山是山、見水是水。及至後来、親見知識、有箇入処、見山不是山、見水不是水。而今得箇休歇処、依前見山祇是山、見水祇是水。大衆、這三般見解、是同是別。云々。
老僧、三十年前、いまだ参禅せざりし時、山を見ればこれ山、水を見れば是れ水なり。後来、親しく知識に見(まみ)えて箇の入処有るに至るに及んで、山を見るに是れ山にあらず、水を見るに是れ水にあらず。而今(にこん)、箇(こ)の 休歇(きゅうかつ)の処を得て、依前、山を見るに祗(た)だ是れ山、水を見るに祗だ是れ水なり。大衆、這(この)三般の見解、是れ同か是れ別か。云々。
三般の見解如何だが、浄土真宗風にいえば、解はそれぞれであろう。
なんまんだぶ なんまんだぶ なんまんだぶ